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2019年11月時点投資信託残高ランキングに見る投信業界

2019年11月時点投資信託残高ランキングに見る投信業界

投資家
今回は投資信託の残高ランキングですね。何か見るときに注意事項はありますか?
儲極
個人的には流入・流出ランキングが好きです。流出トップと流入トップの投資信託の販売会社が一緒の場合いまだに回転売買しているんだなーと胸がときめきマス。
投資家
…さもありなん。残高ランキングの注意点は何ですか?
儲極
人気のあるファンドだからと言ってよいファンドとは限らない。ただ悪いとも限らない。ただ一つ言えることはフィデリティはいいファンドを作ってるなーと感心する。
投資家
儲極さんはフィデリティの関係者?

 

儲極
まったく、だがフィデリティのすごさはそのうちしっかり説明するよ!

2019年11月時点投資信託残高トップ30

順位 略称 – 日本語 ファンド分類 ファンド資産クラス重視型 総資産(百万)
1位 ピクテグローバルインカム株式毎月分 海外バリュー型 株式 897868
2位 東京海上円資産バランスファンド毎月 コンサバティブ・アロケーション 混合アロケーション 696606
3位 フィデリティUSリートファンドBヘッジナシ 不動産セクター 株式 666982
4位 フィデリティUSハイイールドファンド ハイイールド債 債券 602765
5位 ひふみプラス/レオス 海外バリュー型 株式 593472
6位 ダイワUSリートOP毎月Bヘッジなし 不動産セクター 株式 583374
7位 新光US-REITオープン 不動産セクター 株式 572037
8位 ダイワファンドラップ日本債券セレク アグリゲート・ボンド 日本円重視型 債券 508912
9位 ラサールグローバルREITファンド毎月/æ 不動産セクター 株式 469531
10位 次世代通信関連 世界株戦略/SMTA 海外ブレンド型 株式 423948
11位 グローバルハイクオリティ成長株Hなし/D 海外成長型 株式 420689
12位 GLソブリンOP毎月/三菱UFJ国際 OECD諸国 債券 412299
13位 野村インド株投資 インド 株式 398355
14位 フィデリティ日本成長株ファンド ブレンド型ブロードマーケット 株式 396881
15位 財産3分法毎月/日興 モデレート・アロケーション 混合アロケーション 394982
16位 グローバルロボティクス株式年2/日興 テクノロジー・セクター 株式 376839
17位 JREITリサーチオープン毎月/SMTAM 不動産セクター 株式 373402
18位 ダイワファンドラップ日本株式セレク ブレンド型ブロードマーケット 株式 363553
19位 スマートファイブ毎月決算型/日興 国内外アロケーション 混合アロケーション 346417
20位 netWIN戦略Bヘッジ無/ゴールドマン テクノロジー・セクター 株式 342058
21位 グローバルロボティクス株式1年/日興 テクノロジー・セクター 株式 336495
22位 AB米国成長株D毎月H無予想分配 米国 株式 335783
23位 ダイワJREITオープン毎月分配型 不動産セクター 株式 321849
24位 しんきんJリートオープン毎月 不動産セクター 株式 319096
25位 さわかみファンド バリュー型ブロードマーケット 株式 310820
26位 グローバル3倍3分法1年/日興 ダイナミック・アロケーション 混合アロケーション 292985
27位 野村PIMCO世界インカム戦略 A 海外アグリゲート・ボンド 債券 284305
28位 野村外国債券インデックスBコース(野村投 外国政府債 債券 284051
29位 ダイワ米国リート毎月ヘッジなし 不動産セクター 株式 283291
30位 ロボットテクノロジー関連株/大和 テクノロジー・セクター 株式 275748

 

これを分類の数ごとに集計すると、不動産セクターが8つ、テクノロジーセクターが4つ、海外バリューとブレンド型ブロードマーケットが2つという形になりました。

種類 個数
不動産セクター 8
テクノロジー・セクター 4
海外バリュー型 2
ブレンド型ブロードマーケット 2
コンサバティブ・アロケーション 1
ハイイールド債 1
アグリゲート・ボンド 日本円重視型 1
海外ブレンド型 1
海外成長型 1
OECD諸国 1
インド 1
モデレート・アロケーション 1
国内外アロケーション 1
米国 1
バリュー型ブロードマーケット 1
ダイナミック・アロケーション 1
海外アグリゲート・ボンド 1
外国政府債 1

まだまだ強い毎月分配型

結果論を見てみると、リートを中心とした毎月分配型にまだまだ資金が流れ込んでるとみられますね。

トップのピクテグローバルインカム株式毎月分は毎月40円の配当で基準価格が3000円程度ですので、分配利回りが15.8%ほどです。

直近は業績が良かったからいいものの、2017年5月時点であった4000円の基準価格は2.5年程で1000円下がっている状況です。

 

またフィデリティUSリートファンドBヘッジ(分配利回り12%)、フィデリティUSハイイールドファンド(分配利回り12%)、ダイワUSリートOP毎月Bヘッジ(分配利回り16.5%)など

正直配当利回り高いのしか「売れない」のか「買わない」のか判断に苦しみます。

そんな中2位で検討しているのが東京海上円資産バランスファンド毎月です。

 

 

タコ足配当

運用残高トップのピクテグローバルインカム株式毎月分は高配当株に投資するファンドで、基本的は配当金を分配金に回すという方向性自体は問題はありません。

しかし、実際に配当利回りは2%から5%くらいの株に投資しており、日米金利差を考えても適正水準は3%ほっではないでしょうか。

それ以上の分配金はどうしてもタコ足配当になってしまいます。

 

ピクテグローバルインカム株式毎月分の良いところ

資料を見ていて思うのですが、ピクテグローバルインカム株式毎月分は資料が比較的充実していると思います。

為替の動きや高配当投資信託はどのような動きをしたかなど、ファンドの事実を述べるほかのやる気のない月次資料に比べて、しっかり伝えようとする丁寧さを感じます。

ただし比較になぜか指数を使っており、ピクテグローバルインカム自体を利用しないところに誤魔化しを感じてしまいます。正々堂々と自らの実績を表示できるようにしていただければと思います。

しかしそれでも為替要因か株価要因化を記載しいているのは非常に好感が持てます。

ピクテグローバルインカム説明資料

 

〇小さい文字のただし書きはあまりいただけない(;^ω^)

ピクテグローバルインカム説明資料2

 

ひふみ投信といいピクテグローバルインカムといいマンスリーレポートがしっかり作られているところが売れるのはいいことですね。

業界のみなさん、やる気のないマンスリーレポートなんてやめて、本当に有用な資料作り、期待してますよ。

 

東京海上円資産バランスファンド毎月

残高2位の東京海上円資産バランスファンドを見ていきましょう。

 

円資産バランスファンド 特色

 

このファンドは主に円資産の株・債券・不動産に投資するファンドで再建を7割を基本に状況に応じて投資割合を変えていくダイナミックアセットアロケーション型のファンドとなります。

一応リスクが低いのにリターンが高いっというのがポイントのようですが、この金利の低い日本の債券で運用するとか正気の沙汰じゃありませんね。

なんでこんなファンドが売れているのかっさっぱりわかりませんが、おそらくモーニングスターオブザイヤーをとったことで、リスク商品を売りなれていない

銀行員たちがうりさばいているものと思われます。

 

円資産バランスファンド - 運用状況

7割の債券部分はほとんど収益に貢献していません。また金利が低いため株価が下がる時期にもあまり上昇余地がありません。

このファンドの上昇要因のほとんどは株とリートであることを認識しましょう。

この記事は徐々に継ぎ足していきます。

 

 

 

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資産運用は「手間なし」「簡単」とはいきません。インデックス投資していればよいなどという、近年素人ブロガーを中心にアンチアクティブ投信の流れが続いていましたが、今後アンチインデックス投信の波も来るでしょう。これはロングオンリーの従来のインデックス運用やアクティブ運用は近年発達してきている「リスク管理」という概念が抜けている、旧世代的な考えを中心としているためです。資産運用の本質は「アクティブかパッシブか」というような小さな戦略の選択ではなく、株、債券リート、ヘッジファンドといった「資産配分」の選択とロングショート、レバレッジを含めた「大きな戦略」の選択です。このサイトでは儲かるために必要な情報を厳選してお届けします。ほかのサイトでは説明していないような株、債券、投資信託、ポートフォリオ、ヘッジファンドまでわかりやすく解説します。短期売買のようなばくちな運用手法は推奨しません。長期的に資産形成するための極意を教えます。またロボアドバイザーなどのようにマーケティング重視の中身のない運用業界の裏側も紹介していきます。

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