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グローバル3倍3分法ファンドのマンスリーレポートを読み解く!

グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)のマンスリーレポートを読み解いていきましょう。

 

投資家
マンスリーレポートの解説とはマニアックですね・・・
儲極
個人的にはマンスリーレポート見ないで何見るんだって気もするんだけどね
投資家
どうなっているのって説明を求めるお客さんもいるけど、マンスリーレポート見たほうが詳しいですよね
儲極
マンスリーレポートも読ませようと努力していないしな。
投資家
その点ピクテとかひふみのマンスリーレポートは詳しくていいですよね
儲極
マーケティング要素も入っているけど非常に良い傾向だと思うよ
グローバル3倍3分法ファンドマンスリーレポート1ページ目
儲極
1ページ目で重要なのは①チャート②資産構成比③通貨別構成比④基準価格の騰落率の順かな。
投資家
基準価格の騰落率だけでよくないですか?
儲極
騰落率は推移などがわからないから正直いらないくらいだ

グローバル3倍3分法ファンドの基準価格の推移グラフ

グローバル3倍3分法ファンドマンスリーレポートチャート
基準価格の推移グラフでは、基準価格の推移と、純資産総額の推移が見れます。ここで重要なのは
①どのような時に上がっているか、どのような時に下がっているかをチャートで確認すること
②純資産総額が安定的に増加しているか、または安定しているかの確認
そういう意味ではグローバル3倍3分法ファンドは非常にきれいなチャートをしているね。詳しくはリターンの要因分析で明らかになるが、非常に投資環境としては恵まれた環境だったといえるだろう。
運用残高もきれいに増加しており、非常に良い傾向だと思われる。
JPMザ・ジャパンの基準価格推移
例えばJPモルガン・ザ・ジャパンは2013年に300億円から、一気に3000億円まで売れて、そのあとに急激に残高を減らしている。こういったファンドはあまり投資しないほうが良いだろう。(補足しておきますが、JPモルガン・ザ・ジャパンは非常に資産運用とまじめに向き合った運用をしているファンドである。悪いのは販売会社である大手証券会社だ。

グローバル3倍3分法ファンドの資産・通貨構成比

株60%・不動産40%・債券200%と当初の説明をそのまま実行している。
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通貨構成比は日本36.7%、米ドル33.6%、ユーロ4.5%、香港ドル4.3%、イギリスポンド3.3%とバランスよく投資されている。

グローバル3倍3分法ファンドのマンスリーレポート2ページ目

グローバル3倍3分法ファンドマンスリーレポート2ページ目
この2ページ目があることは非常に助かる。2019年の8月くらいに世界的に株が下がっているときに、世界債券の価格が少し上がっているのがよくわかる。そのおかげでグローバル3倍3分法ファンドは大きなみなすもなくきれいに上昇していることがわかる。また2019年4月から5月にかけても新興国株や世界株が下がっているが大きな下げにはなっていない点は非常に心強い。
唯一にして最大の下落はスタート直後の2018年の12月ごろの下落だろう。株や不動産が大きく下げたが、債券価格がそこまで上がらなかったため大きな下げを経験してしまった。しかしこのときに株と債券の投資割合を均等にするリバランス効果からか回復も早く、このファンドの頑強さも確認できたのではないだろうか。

グローバル3倍3分法ファンドのマンスリーレポート3ページ目

この図は少し見にくいので下の表でデータを見たほうが良いだろう
グローバル3倍3分法資産別騰落率
数字で見るのも見づらいと思ったので、株・不動産・債券という三分法で月別騰落率を作ってみた。こうしてみると2019年5月と2019年8月は株負けの債券がち、2019年9月10月12月は株勝ちの、債券負けという形でうまく荻愛あっていることがわかる。運用会社としては非常に狙い通りと満足いく結果となっているだろう。
この1年で見てみると非常に優れた実績だったといえるだろう。

盤石に見えるグローバル3倍3分法、死角はないのか?

米国10年債利回り
米国10年債利回り

2000年以降米10年債利回り

やはりグローバル3倍3分法資産の過去のシミュレーションで肝となるのは、全体として金利水準が今より高い時期での試算が主であることだおる。現在の1.6%ほどの米国債の長期金利を見ると債券から得られるリターンは限定的と思われる。また長期的に金利水準が上昇するときを経験していないため、1980年代までのような金利上昇局面では厳しい運用が想定される。

 

世界的な運用会社が「インフレ率」の上昇に対して警告を上げている中で、「これに投資しておけば大丈夫」ではなく、「どうやってリターンが上がっているか」を理解して投資することが良いだろう。

 

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資産運用は「手間なし」「簡単」とはいきません。インデックス投資していればよいなどという、近年素人ブロガーを中心にアンチアクティブ投信の流れが続いていましたが、今後アンチインデックス投信の波も来るでしょう。これはロングオンリーの従来のインデックス運用やアクティブ運用は近年発達してきている「リスク管理」という概念が抜けている、旧世代的な考えを中心としているためです。資産運用の本質は「アクティブかパッシブか」というような小さな戦略の選択ではなく、株、債券リート、ヘッジファンドといった「資産配分」の選択とロングショート、レバレッジを含めた「大きな戦略」の選択です。このサイトでは儲かるために必要な情報を厳選してお届けします。ほかのサイトでは説明していないような株、債券、投資信託、ポートフォリオ、ヘッジファンドまでわかりやすく解説します。短期売買のようなばくちな運用手法は推奨しません。長期的に資産形成するための極意を教えます。またロボアドバイザーなどのようにマーケティング重視の中身のない運用業界の裏側も紹介していきます。

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