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大学ベンチャーキャピタルが出資した和製ヘッジファンド|レッドフェニックスインベストメント

日本の資産運用業界を活性化を願って和製ヘッジファンドを紹介していきます。

また投資家にとってもこうした記事を見ることによって「ヘッジファンドとは何か?」ということがわかるようになると思います。

大学ベンチャーキャピタル発の和製ヘッジファンド|レッドフェニックスインベストメント

ブルームバーグの報道によると、和製ヘッジファンド、レッドフェニックスインベストメンツのヘッジファンドマネージャーである橋本正彦氏は、活動拠点をハワイから東京の新宿地区へと移転しました。 レッドフェニックスインベストメンツが日本株に焦点を当てた「データ・ドリブン」のロング・ショート戦略を採用するファンドは、2019年2月にライセンスを取得しました。橋本氏はもともとバンクオブアメリカのオプショントレーダーだったとのことです。

レッドフェニックスインベストメンツのユニークなところは、東京理科大の大学ベンチャーキャピタルである東京理科大インベストメント・マネジメント(TUSIM)からの出資を受けた産学連携のヘッジファンドであることです。そのため本社は学生寮であり、学生がAIを通じてデータ分析をするという、実務と学術的な研究を兼ねたヘッジファンドとなっています。

ブルームバーグの記事によると「4番バッターは必要ない。塁に出るため常にバント技術を磨いている」と表現されており、一般的な投資家がイメージするヘッジファンドのハイリスクハイリターンな運用よりは、ローリスクローリターンな安定的な運用を目指しているといいます。

 

レッドフェニックスインベストメンツとは(HPより引用)

レッドフェニックスインベストメント株式会社(RPI)は、日本のデリバティブ市場で10年以上トレードを続けている金融のプロフェッショナルのチームによって創立されました。2018年9月には、東京理科大学インベストメント・マネジメント社(TUSIM)からのベンチャーキャピタル出資を受けています。

レッドフェニックス インベストメントはテストを重ねた定量的トレーディングストラテジーとAI最適化技術を使用して、投資リターンを生み出しています。定量的株ストラテジーは、グローバルな市場へ進出するのを目標とし、まずは日本で展開されます。RPIの長期的目標は才能あふれる人材を養成しながら、日本のリーディングインベストメント会社となることであります。

レッドフェニックスインベストメンツのサイトにはミッションや信念など様々な橋本氏の人柄が伝わる内容が記載されています。その中でも信念はまさに「先に生まれた」先生として子供たち、学生たちを導いていきたいという考えを表明した非常に素晴らしい内容です。

Red Phoenix Investmentsの信念

 

時々自分のこどもたちから見て、私は彼らにどのように映っているのだろうかと考えることがあります。父親として、誇りに思ってもらえているだろうか?仕事をしている姿を見て、将来私のような仕事に就きたいと思うだろうか?

 

一般的な父親が持つ考えとしては自然なことかも知れませんが、私は彼ら世代のために、できる限り明るい未来を創ってあげたい、またそのために自分に何ができるかと考えるようになりました。そのような折、東京理科大学の関係者と話をする機会を頂けました。次の世代に、希望あふれる仕事を創ってあげたいと想いを伝えたところ、私の情熱に賛同していただきました。その後、私の長年の投資経験と大学生の研究力を融合させるコラボレーションへと繋がりました。大学からの協力を得て、沢山の学生と接することができました。彼らはとても聡明で才能と好奇心に溢れています。数名のインターンはAIに関わる分析や膨大なデータを操作できる能力を持っていることに驚かされました。

 

私は自らの会社運営やスポーツを通じた経験からチームワークの重要性を実感しています。チームメンバー1人1人が助け合い、同じゴールに向かって努力することの大切さを学び、レッドフェニックスインベストメント(RPI)の企業理念とすることにしました。RPIは東京理科大学、そこに通う大学生、サービスプロバイダー、その他全ての方々とのパートナーシップを強い絆で繋げ、新しいビジネスの形として一緒に成功を収めることを目指しています。

 

RPIのストラテジーは、クオンツをベースとして、膨大な量のデータ分析、複雑なアルゴリズムを使いAI技術による投資方法を採用しています。私たちRPIは、機械と人間との融合、このストラテジーを監視・実行する優秀なチームであると信じています。豊富な投資経験は元より、経営哲学、最新の技術の融合が、RPIのα(アルファ)値であると考えています。

ほかにもレッドフェニックスインベストメンツのサイトにはレッドフェニックスインベストメンツの「私たちのミッション)」など非常に魅力的な内容が記載されています。特に東京理科大の生徒は直接かかわれる機会があるようですので確認してみてください。

金融商品取引業者としての登録内容

関東財務局長(金商)第3124号 平成31年2月13日

Red Phoenix Investments株式会社 3

住所162-0827 東京都新宿区若宮町17 神楽坂コート102 ←学生寮・・・ということになるのだと思います(笑)

投資運用業    ○ (適格投資家向け)
投資顧問協会登録 ○

※個人投資家は投資できません。

運用戦略について

レッドフェニックスインベストメンツは報道によるとクオンツベースの株式ロングショート戦略のヘッジファンドのようです。主に低リスクのボラティリティ戦略ということで、基本的には市場リスクβを低く抑えた、リラティブバリュー戦略的なヘッジファンドではないかと思われます。またブルームバーグの報道によると特定の日に売買を行わず、その翌日に売買を行うとリターンが向上するなど、イベントドリブン的な手法も組み入れていることがうかがえます。別の資料で見るとマーケットニュートラルとの記載もあります。

当社は、アブソルートリターン・マーケットニュートラルのマルチストラテジーを使用するクオンツファンドです。当社のモデルはシャープレシオを最大化し、ボラティリティと”水面下のドローダウン”リスク(会計年度の始めからの初期投資額の損失の割合)を減少させるよう最適化されています。当社のストラテジーは資産を保全しながら安定したリターンを追求することを目標としています。統計的裁定取引をシステマチックに追求することでこれらの目標を達成出来るものと考えています。
全ての投資プロセスにおいて資産の保全とリスクマネジメントに強く結果を求めます。様々な市場へのトレードにおいて、データの統計、解析、定量分析によりリスクを最小限に抑え安定したリターンを追求します。投資家は、未来を創造し共に成長していくパートナーだと考えています。

AIによる運用と書かれていますが、基本的には「ディープラーニング」といわれる手法と考えられます。各種のデータから分析して、何らかの規則や法則性を自力で導き出すことができます。しかしこうしたディープラーニングは「適切な情報」を与えなければ適切な法則を取得することができません。簡単なイメージでは線形回帰などがわかりやすい例となります。下記の例では2軸しかありませんが、これが10軸、100軸と軸が増えていった場合人間では視覚的にわからなくなりますが、パソコンでは上手にデータ処理ができるのです。もちろんクオンツ系の運用も近年は「類似のファンド」が多く出てきた結果、過去は生じてきたゆがみが近年はすぐになくなってしまうなどの困難が生じてきています。ある意味ヘッジファンドが市場の効率化を促進しているとも言えます。

まだ始まったばかりのファンドですが、もしかしたら将来レッドフェニックスインベストメンツの子供たちが日本で多くのヘッジファンドを立ち上げる日が来るかもしれません。

バランス型ファンド信託報酬と運用成績
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資産運用は「手間なし」「簡単」とはいきません。インデックス投資していればよいなどという、近年素人ブロガーを中心にアンチアクティブ投信の流れが続いていましたが、今後アンチインデックス投信の波も来るでしょう。これはロングオンリーの従来のインデックス運用やアクティブ運用は近年発達してきている「リスク管理」という概念が抜けている、旧世代的な考えを中心としているためです。資産運用の本質は「アクティブかパッシブか」というような小さな戦略の選択ではなく、株、債券リート、ヘッジファンドといった「資産配分」の選択とロングショート、レバレッジを含めた「大きな戦略」の選択です。このサイトでは儲かるために必要な情報を厳選してお届けします。ほかのサイトでは説明していないような株、債券、投資信託、ポートフォリオ、ヘッジファンドまでわかりやすく解説します。短期売買のようなばくちな運用手法は推奨しません。長期的に資産形成するための極意を教えます。またロボアドバイザーなどのようにマーケティング重視の中身のない運用業界の裏側も紹介していきます。

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