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ヘッジファンド証券の評価と実態は?

ヘッジファンド証券は日本の証券会社としては珍しく、ヘッジファンドのみに特化した証券会社です。

似た証券会社としてスーパーファンド・ジャパン株式会社(昔はスーパーファンド証券だった気が・・・)やエアーズシー証券がありますが、かなり珍しいと思います。

株主は100%株式会社エピック・グル-プとなっており、エピックグループのヘッジファンドを扱っていますので、日本のヘッジファンドが日本でヘッジファンドを販売するために証券会社を買ったというのが実態ではないでしょうか?

しかし個人投資家向けに「牙を抜かれた」商品しか登録できなかったため、苦戦したと思われます。会社がスタートしたときは記事にも取り上げられ、その珍しさから一定の資金は入っていったと思われます。

ヘッジファンドを専門に取り扱う、インターネット取引をメインにした証券会社が2011年11月15日から営業を開始した。社名はヘッジファンド証券である。絶対収益を目標とするヘッジファンドは、いままでは主に機関投資家や富裕層のみを対象として提供されてきていたが、これを小口化して、購入・換金の利便性などを向上させることで、一般の個人投資家をメイン対象とした、公募型投資信託として幅広く販売していく。第一号ファンドは、「エピック・ヘッジファンド・セレクション1」となり、11月21日から販売を開始する。

「エピック・ヘッジファンド・セレクション1」は、日本国内のヘッジファンド運用会社であるエピック・パートナーズ・インベストメンツ社が運用している3本のヘッジファンドを組入れたファンド・オブ・ファンズである。エピック社は、アジアのベストヘッジファンドを表彰するユーリカヘッジが主催する「アジアンヘッジファンドアワード2009」でベストジャパンヘッジファンドアワードを受賞した実績がある。

組入れ対象になる3本は、「2006年10月2日運用開始のプラウィス・オブ・ジャパン・ファンド(」と「2009年3月2日運用開始のウィズダム・オブ・ジャパン・ファンド」「2011年2月1日運用開始のレゾルーション・オブ・ジャパン・ファンド」となる。いずれも日本株を投資対象にして、株価指数先物取引などを利用して「日本株マーケット・ニュートラル戦略」を取り、株式市場が上下どちらに動いても収益を得る機会を狙える戦略にしてある。

ヘッジファンド証券とは

 

取扱金融商品は「ヘッジファンド」に特化

ヘッジファンド証券は、社名のとおり、取扱金融商品を「ヘッジファンド」に特化した日本でも珍しい証券会社です。ヘッジファンド証券は、市場に中立なマーケットニュートラルタイプのヘッジファンドを中心とした「絶対収益の追求を目的」とした金融商品主に取り扱っています。

流動性・換金(買戻し)性を高めた「ヘッジファンド」の取り扱い

ヘッジファンド証券の説明では「一般的なヘッジファンド業界では、ヘッジファンドの換金(買戻し)タイミングは、3ヶ月に一度(3月、6月、9月、12月)とされており、さらに換金(買戻し)通知をその換金日の45日前とし ている場合が非常に多いとされていますが、ヘッジファンド証券が取り扱うヘッジファンドでは、換金(買戻し)を毎月できるようにし、換金(買戻し)通知を下位や首の最短訳25日前とすることによ り、個人投資家でも投資しやすいように流動性・換金(買戻し)性を高めた「ヘッジファンド」を取り扱います。」と説明されています。

 

実際にはCITIバンクのデータで見てみると2014年時点ですでに解約可能月は毎月が半数を超しており、さらに解約通知期間も7-30日が一番多く47%ですので一般的に解約可能月が3か月に一度、解約通知期間が45日前というのは多少「古い」か実態を知らなかった可能性もあります。

ヘッジファンド解約通知期間

 

 

インターネット上での購入申し込み・換金(買戻し)申し込みが可能

ヘッジファンド証券は、インターネット取引を主とした証券会社として、取扱金融商品をインターネット上で購入および換金(買戻し)することが可能です。全国展開するような証券会社ではなく、ブティック系のンット証券会社ということですね。

ヘッジファンドの意味

ヘッジファンドによるヘッジは「リスクをヘッジする」を意味しています。ヘッジファンドはどんな市場環境でも利益を出すことを目的にに投資するファンドです。一般に、市場の下落を回避し、必要なリターンとリスクを満たすためにレバレッジをかけ、収益性を確保するために、ロング(買い)とショート(販売)の両方を使用するファンドがヘッジファンドと呼ばれています。

 

ヘッジファンド証券エピック・ヘッジファンド・セレクション1の特徴

ヘッジファンド証券は2020年8月現在取り扱っている公募ファンドはありません。以前は「エピック・ヘッジファンド・セレクション1」を取り扱っていましたが、2019年に償還しています。2020年現在は2本の私募ファンドを扱っていますが、私募ファンドは勧誘した時点で募集要領に引っかかってしまうため、公開情報が制限されます。そのことを勘案して以前の募集していたエピック・ヘッジファンド・セレクション1を紹介します。

ヘッジファンドセレクションには3つのヘッジファンドが組み込まれていましたので、エピック・ヘッジファンド・セレクションを知れば3つのヘッジファンを知ることができます。

このファンドの取り扱いが始まったときはその珍しさからサーチナなどでも報道されていました。

ヘッジファンド証券エピック・ヘッジファンド・セレクション1の基本情報

  • 投資戦略:ファンド・オブ・ファンズ
  • 設定日:2011年12月19日
  • 2019年3月で償還済み
  • 複数のヘッジファンをお組み入れたファンドオブヘッジファンズ方式
  • 組み込まれたヘッジファンドは①プラウィス②ウィズダム③レゾルーションの三つ

エピック・ヘッジファンド・セレクション1 基準価格推移

エピック・ヘッジファンド・セレクション1成績

エピックファンド2014-2016成績エピック2013-2014

初期のレポートには組み入れられていないアドバンスドやバリアントの実績も載っていました。採用されていたヘッジファンドとしてはレゾリューションが一人気を吐いていたが、2018年に大きくマイナスを出し、そのまま償還となりました。

 

プラウィスの投資目的および投資方針(株式ロングショート戦略)

株式ロングショート戦略ですが、買い持ちと売り持ちの価格の差額を純資産額の10%以内に制限すると書かれていますので、マーケットニュートラルに近い株式ロングショート戦略と考えられます。

プラウィスの投資目的は、過小評価であると投資運用会社がみなすエクイティ証券について買い持ちポジションを講じ過大評価であると投資運用会社がみなすエクイティ証券について売り持ちポジションを講じ ることにより、最小限のリスクで絶対収益を達成することである。個別のエクイティ証券が、投資運用会社が公正価額であるとみなす価額に再び達することにより、プラウィスは収益を達成する。投資運用会社は、エクイティ証券におけるプラウィスの買い持ちの価額と売り持ちの価額の差額を最新の純資産価額の10パー セント以内に制限する。さらに、投資運用会社は、市価の動向の予測に基づき、プラウィスの勘定で投機的ポジションを取ることはない。プラウィスは、エクイティ証券における買い持ちおよび売り持ちポジションの価額とオプション・デルタとの差異をヘッジするため、株価指数先物取引に対してのみ投資を行う。株式市場に殆どまたは全くボラ ティリティがないと投資運用会社がみなす場合には、プラウィスは株価指数オプションに対して投資を行うことができる。ただし、プラウィスが取得する全ての当該オプションの行使価格の総額が直近最新の純資産 価額の20パーセントを超過 してはならない。

プラウィスはどのような運用をしていたのか?

<ファ>2015年12月31日

12月の運用成績はJPYクラスで+0.15%となりました。月間を 通してバリュー指標が効かなかったことに加え、内需ディフェ ンシブセクターを中心に順張り色が強い相場展開が続いたた め、損益はほぼフラットとなりました。セクター別の損益では、紙パルプ、化学、金属セクターでプ ラスとなり、食品、電機、鉄鋼セクターでマイナスとなりました。

 

1月の株式市場は引き続き上値の重い相場展開を想定します。12月の下落によりテクニカル指標面での割高感は解消されま したが、中東情勢の緊迫化や中国経済に対する懸念が再燃して いることから、当面値動きが荒い相場展開が続くことが予想さ れます。今後の運用方針は、個別企業の業績・需給動向や国内外のマクロ動向を勘案し、相対的な割高・割安を適切に判断しなが ら、マーケットの上下に左右されない安定した収益の獲得を目 指します。

 

<ファ>2016年10月28日

10月の運用成績はJPYクラスで+0.33%となりました。REITセク ターにおいて割高・割安の修正幅が大きかったことや、業績対比 で割安感の強かった化学セクターのロングポジションが上昇した ことがプラスの要因となりました。セクター別の損益では、REIT、化学、小売り、陸運セクターで プラスとなり、電力ガス、機械、その他製品セクターでマイナスとなりました。

 

11月の株式市場は揉み合いの相場展開を想定します。10月の 株価上昇により、テクニカル指標面での過熱感や日本株の相対 的な割安感が後退したことにより、利益確定売りに押される可 能性が高いと考えます。 しかしながら下落局面では日銀のETF  買いが期待できることや、企業業績も想定内の悪化にとどまっ ていることから下落余地も限定的と思われます。今後の運用方針は、個別企業の業績・需給動向や国内外のマ クロ動向を勘案し、相対的な割高・割安を適切に判断しなが ら、マーケットの上下に左右されない安定した収益の獲得を目 指します。

 

ウィズダムの投資目的および投資方針(マーケットニュートラル戦略)(途中で組み込みから外したようです)

こちらは買い持ちと売り持ちを市場リスクベースで同じ分だけ持つマーケットニュートラル戦略です。レゾルーションと比べて成績が悪かったために途中で外されました。

ウィズダムは、ベータ・ニュートラルであるか、または、それに近いポートフォリオを維持しつつ、日本の上場エクイティ証券(新規公開の対象証券を含む。)についての個々のポジションからリスク調整後の絶対収益を創出することである。投資運用会社は、自らの判断において、良好な運用成績が得られると予想されるエクイティ証券については買い持ちポジションを取り、運用成績の悪化が予想されるエクイティ証券については売り持ちポジションを取ることを目標とする。また、投資運用会社は、自らがその状況において適切であると考える限りにおいて、買い持ち/売り持ちポジションの均衡および重要なリスク要因につき中立を維持することにより、株式市場の変動との相関性が低いポートフォリオを構築することを目標とする。投資運用会社は、ウィズダムの本投資の運用にあたり、ファンダメンタル分析および定量的モデリングの両者を併用する。

ウィズダムはどのような運用をしていたのか?

<ファ>2015年12月31日

12月の運用成績はJPY-Fクラスで+0.54%でした。今月は割安株がアンダーパフォームする中、素材、家庭用品、電力等のセクター内の 銘柄選択効果に加えてロングサイドの中小型成長株がアウトパフォー ムしたことでプラス収益となりました。

 

個別銘柄レベルでは、ロングポジションで北海道電力(9509)、イーレックス(9517)、ショートポジションでは資生堂(4911)、北越紀州製紙 (3865)がプラス収益に寄与しました。

 

今月の株式市場は横ばいを予想します。サウジアラビアとイ ランの二国間の対立が中東全体の宗教対立の激化につながる可 能性が高まっていることや中国経済の更なる減速懸念により、 上値の重い相場展開を予想します。今後の投資戦略につきましては、クオンツモデルとトップア ナリストによる投資評価の双方を活用し、銘柄選択により安定 的な収益を目指します。

 

<ファ>2016年10月28日

10月の運用成績はJPY-Fクラスで-0.71%でした。インデックス 主導で上昇となる中、セクター内の銘柄選択効果は概ねプラスと なりました。一方で、株式インデックス(先物、ETF)でショー トしている部分(20%弱の構成比)についてロングサイドの個別 銘柄がインデックスに相対的に劣後し、マイナスの収益となりま した。

 

個別銘柄レベルでは、ロングポジションで日立製作所 (6501)、東洋インキ(4634)、ショートポジションでディー・ エヌ・エー(2432)、山崎製パン(2212)がプラス収益に寄与しま した。

 

11月の株式市場は緩やかな上昇を予想します。米国大統領選 のイベント通過で不透明感が払拭されることや国内企業の中間 期企業業績が想定範囲内の悪化に留まっていることなどから、 上値を試す展開を予想します。但し、大統領選でトランプ氏が 選出されることが円高、株式下落リスクと考えられます。今後の投資戦略につきましては、クオンツモデルとトップアナリストによる投資評価の双方を活用し、銘柄選択により安定 的な収益を目指します。

レゾルーションの投資目的および投資方針(マーケット・ニュートラル戦略)

レゾリューションはエピック・ヘッジファンドセレクションの命綱でした。運用にボトムアップ方式が入っており、昔ながらの証券アナリストが活躍したファンドとみられます。結果的に人の手が多く入っているほうが実績が良かったというのは考えさせられる実績です。

レゾルーションは、主として、定量的およびファンダメンタル「ボトムアップ」分析により投資運用会社が良好なリスク/リターン特性を有すると評価した日本の上場エクイティ証券(新規公開の対象証券を含む。)および上場指数先物に投資し、買い持ち/売り持ちポジションを取る一方、市場、商品、投資期間についてリスクを分散させることにより、絶対収益を創出することである。レゾルーションについては、マーケット・ニュートラル戦略を採用する。市場環境により異なるレゾルーションのネットエクスポージャーを調整するため、上場指数先物を利用する。レゾルーションのグロスエクスポージャーは、一般的に純資産価額の280%未満となる。ネットエクスポージャーは、一般的に純資産価額のマイナス10%からプラス10%の範囲に収まる。
レゾルーションの投資目的を達成するため、投資運用会社は、主として、市場時価総額が2,000億円未満の中小企業に投資を行う。レゾルーションのポートフォリオを多数の個別株式ポジションに分散する代わりに、個別株式の大き目のポジションをいくつか設定するものとし、かかるポジションは、1ポジションにつき純資産価額の約10%とする。投資運用会社は、包括的な調査により個々の企業に関する理解を深めながら、(投資運用会社が判断する)理想的な金額まで段階的にポジションを拡大する。
とりわけ中型/小型株の市場には非効率が存在するが、かかる非効率は、綿密なファンダメンタル分析を行い、また、「ボトムアップ」な株式の選択を行うことによって、有効に利用することができると投資運用会社は考える。投資運用会社は、運用活動を通じて、且つ経験に基づき、個別株式の本源的価値とその市場価格との乖離を特定し、当該企業の潜在的成長力を評価する。投資運用会社は、高度に発達し、洗練された運用システムおよびプロセスにより、リスクをコントロールしながら、最大限のリターンを生む運用戦略を構築し、超過リターンを上げることにこれまで成功してきた。

<ファ>2015年12月31日

12月の株式市場は、先月来の反動から小型株がやや劣位に推移していましたが、月末にかけて急回復し、相対的にはほぼイーブンに終わりました。スタイル的には、先月に続き、ローリスクとグロースが優位、バリュー劣位の展開であり、全体としてバリューロングのポートフォリオにしている点からは厳しい環境となりました。ポートフォリオは、引き続き、化学、建設などのセクター(個別銘柄の判断から結果的に電機)をオーバーウェイト、特に情報サービスを大きくオーバーウェイトしています。

 

ある程度確信的に一部グロース銘柄の組入を維持しているため、ファンド全体ではバリュー傾向であるものの、これらの小型株らしいロング銘柄がプラスに寄与しました。テクノロジー関連ながら中村超硬 (6166)、海外進出も見えてきたアイスタイル(3660)など、個別要因により好調な銘柄のロングがプラスに寄与しました。一方、ロングは業績停滞の割安銘柄、ショートは高バリュエーション材料株のリバウンドがマイナス寄与しました。全体として、好業績銘柄のロングによりパフォーマンス確保に至りました。

年明け以降、バリュー銘柄へのシフトを進めますが、小型株については引き続き、多数銘柄の安値放置、一部銘柄へのプレミアム付与のトレンドが継続する可能性もあり、定性評価を重視したポートフォリオを意識します。ロング銘柄でバリューに振ることより、ハイバリュエーションのショートを考え、グローバル景気連動銘柄はニュートラル、内需グロース銘柄ロングを維持する方針です。

 

極端な小型バイアスはやや解消し、ミッドキャップ以上については、ほぼニュートラルに近い状況となりましたが、個別性のあるスモールキャップのロング部分で、パフォーマンスの確保を狙います。業績モメンタムの変化に留意し、継続した業績拡大可能な割安銘柄の組入を行います。成長力や競争力といった中期的な視点により割安銘柄と割高銘柄の選別を進めます。

 

<ファ>2016年10月28日

小型株は、市場全体で見るとやや優位に終わりましたが、マ ザーズ銘柄を含め、内需グロース、いわゆる小型株らしい銘柄に ついては弱く、7月からのトレンドに変化が無い印象です。リバーサル傾向も見られますが、市場でショートポジションと なっている銘柄については値持ちが良いなど、需給的な色彩も見 られます。ポートフォリオは、グロスエクスポージャーを200 に引き上げ る一方で、TOPIX先物から、個別銘柄のショートへの切替を進め ました。全体として、ややリバウンド傾向が見られた景気敏感・割安銘柄のロングがプラス寄与し、一部グロース株のロングや、外需銘 柄のショートが一部マイナス寄与となりました。

個別に大きな値動きも見られますが、小型株の売買は盛り上が らないと思われるため、引き続きファンダメンタルに注目した局 地的な銘柄選択を行います。ハイバリュエーション銘柄の調整は継続すると考えますが、業 績面で着目すべき点のない割安小型株が評価されることもないと 思われます。

 

上期決算の発表に併せて、大きな値動きも想定され得ますが、 来期以降を見据えた業績トレンドを吟味し、一方で利益確定の機 会をとらえます。個別性のある小型株のロング部分で引き続きパフォーマンス確保を狙います。業績モメンタムの変化に留意し、業績拡大可能な割安銘柄の組 入れと、競争力など中期的な視点により割安銘柄と割高銘柄の選 別を進めます。

 

ファンドの投資制限

結果として運用がうまくいかず、ファンドは償還されてしまったようですが、下記のような投資制限が運用成績の足を引っ張ったことは否めません。国内の投資信託は下記のような条件から運用を制限されていると考えてみてよいと思います。

投資運用会社は、ファンドの勘定で以下の行為を行わない。
(a)   投資運用会社が運用していない組入ファンドへの投資、
(b)   単一の組入ファンドへの投資、または
(c)   ファンドの純資産価額の50%を超えて1つの組入ファンドに対し投資すること。投資運用会社は、ファンドの受益者の利益を考慮しつつ、違反が発見されたのち可及的速やかにファンド に適用される制限に従うため合理的に実行可能な方策を講じる。

投資運用会社は、日本証券業協会の「外国証券の取引に関する規則」第16条を固守しなければならない。
(a)   投資運用会社は有価証券の空売り契約を締結してはならない
(b)   投資運用会社は、ファンドの勘定で借入を行うことができる。ただし当該借入はかかる借入時点の純資産価額の10%を超えないものとする。
(c)   投資運用会社は、ファンドに代わりいかなる種類の持分証券または株式投資証券にも投資してはならない。
(d)   ファンドの資産を流動性のない有価証券に投資する場合には、かかる投資証券の価格の透明性を確保するために所定の手続が実行される。
(e)   投資運用会社は、受益者に不利益を与える一方で投資運用会社または第三者の利益をはかる目的で行う取引等、受益者の利益保護に欠けるかまたはファンドの資産の運用の適正を害すると知れ ている取引を行わない。

プラウィスの投資制限

プラウィスは、日本の上場エクイティ証券(新規株式公開の対象である証券を含む。)ならびに上場指数先物取引および指数オプションに対してのみ投資を行う。上場指数先物取引は、ヘッジ目的に限り用いることとする。

投資運用会社は、プラウィスの勘定で以下の行為を行わない。

(a)ある単一の有価証券のロング・ポジションを取ることにより、プラウィスが当該有価証券に保有するすべてのロング・ポジションの合計価額がプラウィスの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションを取ること。

(b)ある単一の有価証券のショート・ポジションを取ることにより、プラウィスが当該有価証券に保有するすべてのショート・ポジションの合計価額がプラウィスの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるショート・ポジションを取ること。

(c)指数先物のロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ることにより、プラウィスの保有するすべての指数先物の純価額がプラウィスの直近の入手可能な純資産価額の20%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ること。

(d)指数オプションのロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ることにより、プラウィスの保有するすべての指数オプションの行使価額の総額がプラウィスの直近の入手可能な純資産価額の20%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ること。

(e)レバレッジをかけることにより、プラウィスの負債総額がプラウィスの直近の入手可能な純資産価額の240%を超過することとなる場合にかかるレバレッジをかけること。

(f)持分証券のロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ることにより、プラウィスが保有する持分証券および指数先物のロング・ポジションの価額とショート・ポジションの価額との差額にオプション・デルタを加算した額がプラウィスの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ること。

(g)為替リスクのヘッジ以外の目的で外国為替取引を行うこと。

上記のいずれかの投資制限に対する違反があった場合、投資運用会社は直ちに是正措置を講じることを保証するが、かかる違反が、プラウィスの投資証券の評価額の騰落、為替相場の変動、または資本の性質を有する権利、配当もしくは給付の受取を理由として、または関連する投資有価証券の保有者に影響を与えるその他の行為に帰因する場合にはこの限りではない。ただし、投資運用会社はプラウィスの投資ポートフォリオの変更を検討する場合、上記の投資制限を考慮しなければならない。

 

ウィズダムの投資制限

ウィズダムは、主として、日本の上場エクイティ証券(新規公開証券を含む。)および上場指数先物に対して投資を行う。上場指数先物に対する投資は、ヘッジ目的でのみ行う。投資運用会社は、為替リスクをヘッジする目的で、本シリーズ・ファンドの勘定で為替ヘッジ商品に対する投資を行うことがある。投資運用会社は、ウィズダムの勘定で以下の行為を行わない。

(a) ある単一の有価証券のロング・ポジションを取ることにより、ウィズダムが当該有価証券に保有するすべてのロング・ポジションの合計価額がウィズダムの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションを取ること。

(b) ある単一の有価証券のショート・ポジションを取ることにより、ウィズダムが当該有価証券に保有するすべてのショート・ポジションの合計価額がウィズダムの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるショート・ポジションを取ること。

(c) 指数先物のロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ることにより、ウィズダムの保有するすべての指数先物の純価額がウィズダムの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ること。

(d) レバレッジをかけることにより、ウィズダムの負債総額がウィズダムの直近の入手可能な純資産価額の280%を超過することとなる場合にかかるレバレッジをかけること。

(e) 持分証券または指数先物のロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ることにより、ウィズダムの保有する持分証券および指数先物のロング・ポジションの価額とショート・ポジションの価額との差額がウィズダムの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる 場合に、かかるロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ること。

(f) 為替リスクのヘッジ以外の目的で外国為替取引を行うこと。

上記のいずれかの投資制限に対する違反があった場合、投資運用会社は直ちに是正措置を講じることを保証するが、かかる違反が、ウィズダムの投資証券の評価額の騰落、為替相場の変動、または資本の性質を有する権利、配当もしくは給付の受取を理由として、または関連する投資有価証券の保有者に影響を与えるその他の行為に帰因する場合にはこの限りではない。ただし、投資運用会社はウィズダムの投資ポートフォリオの変更を検討する場合、上記の投資制限を考慮しなければならない。ウィズダムの勘定で借入を行うことはない。

レゾルーションの投資制限

レゾルーションは、主として、日本の上場エクイティ証券(新規公開証券を含む。)および上場指数先物に対して投資を行う。上場指数先物に対する投資は、ヘッジ目的でのみ行う。運用会社は、為替リスクをヘッジする目的で、レゾルーションの勘定で為替ヘッジ商品に対する投資を行うことがある。

投資運用会社は、レゾルーションの勘定で以下の行為を行わない。

(a) ある単一の有価証券のロング・ポジションを取ることにより、レゾルーションが当該有価証券に保有するすべてのロング・ポジションの合計価額がレゾルーションの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションを取ること。

(b) ある単一の有価証券のショート・ポジションを取ることにより、レゾルーションが当該有価証券に保有するすべてのショート・ポジションの合計価額がレゾルーションの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるショート・ポジションを取ること。

(c) 指数先物のロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ることにより、レゾルーションの保有するすべての指数先物の純価額がレゾルーションの直近の入手可能な純資産価額の100%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ること。

(d) レバレッジをかけることにより、レゾルーションの負債総額がレゾルーションの直近の入手可能な純資産価額の280%を超過することとなる場合にかかるレバレッジをかけること。

(e) 持分証券または指数先物のロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ることにより、レゾルーションが保有する持分証券および指数先物のロング・ポジションの価額とショート・ポジションの価額との差額がレゾルーションの直近の入手可能な純資産価額の10%を超過することとなる場合に、かかるロング・ポジションまたはショート・ポジションを取ること。

(f) 為替リスクのヘッジ以外の目的で外国為替取引を行うこと。

上記のいずれかの投資制限に対する違反があった場合、投資運用会社は直ちに是正措置を講じることを保証するが、かかる違反が、レゾルーションの投資証券の評価額の騰落、為替相場の変動、または資本の性質を有する権利、配当もしくは給付の受取を理由として、または関連する投資有価証券の保有者に影響を与えるその他の行為に帰因する場合にはこの限りではない。ただし、投資運用会社はレゾルーションの投資ポートフォリオの変更を検討する場合、上記の投資制限を考慮しなければならない。

レゾルーションの勘定で借入を行うことはない。ただし投資運用会社は、レバレッジを構成する投資戦略を実行することによりレゾルーションの勘定でかなりの程度のレバレッジをかけることができる。

 

ヘッジファンド証券エピック・ヘッジファンド・セレクション1関係図

エピック ・ ヘッジファンド ・ セレクション 1関係図
エピック ・ ヘッジファンド ・ セレクション 1関係図

ヘッジファンド証券の状況について

ヘッジファンド証券は唯一の公募商品であったエピックヘッジファンドセレクションが償還してしまったため、現在は1000万円から投資できる私募ファンドの販売に舵を切っています。運用成績を見たところ、エピックヘッジファンドセレクションに比べるとハイリスクハイリターンなファンドとなっているようです。今は市況が悪いと、事業を立て直しているようですね。

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資産運用は「手間なし」「簡単」とはいきません。インデックス投資していればよいなどという、近年素人ブロガーを中心にアンチアクティブ投信の流れが続いていましたが、今後アンチインデックス投信の波も来るでしょう。これはロングオンリーの従来のインデックス運用やアクティブ運用は近年発達してきている「リスク管理」という概念が抜けている、旧世代的な考えを中心としているためです。資産運用の本質は「アクティブかパッシブか」というような小さな戦略の選択ではなく、株、債券リート、ヘッジファンドといった「資産配分」の選択とロングショート、レバレッジを含めた「大きな戦略」の選択です。このサイトでは儲かるために必要な情報を厳選してお届けします。ほかのサイトでは説明していないような株、債券、投資信託、ポートフォリオ、ヘッジファンドまでわかりやすく解説します。短期売買のようなばくちな運用手法は推奨しません。長期的に資産形成するための極意を教えます。またロボアドバイザーなどのようにマーケティング重視の中身のない運用業界の裏側も紹介していきます。

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