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退職金・年金が期待できない30代のための資産運用法

 

老後生活に対する不安の内容

現代の30代は給料の上昇も頭打ち、年金は減らされ、退職金は期待できない。そんな将来の不安を持った人はあなただけでなく大勢います。日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が88歳と徐々に平均が高くなっています。年金逃げ切り世代といわれる現在の高齢者は良いでしょうが、われわれ30代にとって60代での引退は夢のまた夢に終わるかもしれません。多くの現役世代はどのような悩みを持っているのか生命保険文化センター「生活保障に関する調査」より見ていきましょう

老後の不安調査

この調査の下では「公的年金だけでは不十分」や「日常生活に支障が出る」といった項目を選ぶ人が多いようです。

 

老後の不安を解消する3つの方法

 

老後の不安を解消するためには「漠然とした」不安を、具体的に数値に落とし込んでいく必要があります。

 

老後に必要な金額を計算することで、毎年どれだけの準備が必要かがわかります。老後の不安が数字でわかったら、不安を解消するための行動をとりましょう。それには、①収入を増やす、②支出を減らす、③資産運用するという3つの方法しかありません。

 

(1)収入を増やす

 

若者は積極的に自分に投資し、資格や能力をアップさせるのが良いでしょう。

 

政府は「働き方改革」を推進しており、サラリーマンの残業代も減ってきているから、簡単に給料が上がる時代ではありません。一方で、副業ができる会社も増えています。自分の趣味や専門分野を生かして、お金を稼ぐ方法を探してみてはどうでしょうか。また定年後に副業を本業にする方法ことだって可能になります。

 

また、子どもが成長するにつれて、以前はパートや短時間勤務だった配偶者の働き方が変わり、収入を増やすことができるようになります。収入が増えて生活費や教育費が増加させるのではなく、老後の資金が増えるように気を付けましょう。

 

また、できるだけ長く働くことも検討してみてください。年をとって自由な生活を楽しみたい、長く働きたくないという気持ちは分かりますが、引退後に多くの人は何もしないで暇な時間を過ごすことになります。年をとれば、体力に応じて短期間でも働くことができ、収入を得る工夫をすることで生計を立てることができ、生活や健康維持の目的にもつながります。

 

(2)支出を削減する

 

収入を増やすと同時に、支出も減らす努力をする必要があります。しかし、我慢してお金を使わないのはストレスになります。ストレスを避けながらお金を貯めましょう。

 

例えば、スマートフォン料金や電気・ガス料金などの固定費の見直しです。スマートフォンの料金は、政府が「値下げの余地がある。 」とし、と述べたことを受けて、大手通信会社による料金体系の見直しや端末とのセット販売の廃止に向かっています。これによって、大手通信会社のスマートフォンの料金体系が変わり、解約手数料などが大幅に減っています。また、格安スマホを扱っている会社も多いので、自分に合ったプランを見つけて通信料を下げるといいでしょう。

 

電気・ガス料金の自由化も進んでいます。安い会社を選ぶこともできますが、ポイントや提携サービスのレベルで選ぶこともできます。他にも、住宅ローンや生命保険、習い事などの費用も考慮する必要があります。

 

生命保険は定期的な見直しが必要です。お子さんの成長に合わせて必要な補償額が変わるので、不要な保険が出ることもあります。また、退職後の健康不安に備えて、医療保険や介護保険の見直しや加入を検討することもあります。大概の人にとって医療保険は国民健康保険や健康保険に入っているため不要となります。

 

老後の生活では、子供が独立した夫婦になれば、生活費は70%程度に下げるという前提で計算するのがよいでしょう。しかし、子どもが長い間一緒に暮らしているために生活費を減らせない場合や、趣味や旅行などの余暇活動に費やす金額が自由時間の増加に伴って増える場合もあります。その結果、老後の生活費は思ったほど下がらないこともあります。

 

そのため仕事をしているときから出費を見直し、生活をスリムにすることが大切です。

 

(3)資産を増やす

 

収入を増やしたり、支出を減らしたりして老後のために貯金できるなら、投資で資産を増やすことを考えてみてください。

 

100年間の人生の中で60歳で退職すると、働ける期間と退職した期間はほぼ同じになります。積立金だけで退職金を用意するのはあまり効率的ではありません。減債基金係数を使用した前の計算のように、より高い利率で投資する場合、必要な元金は少なくなります。

 

「NISA」、「iDeCo」は節税効果があり、退職金を積み立てながら運用することができます。

 

「iDeCo」(個人型確定拠出年金制度)は、20歳から60歳までのほとんどの人が加入できる退職金制度です。iDeCの投資金額は全額所得控除されるため、所得税と住民税は還付されるため、節税メリットが大きい制度です。また、投資利益も非課税なので、節税や老後の資金準備ができるのも大きなメリットです。ただし、会社員の場合、会社の年金制度や規定によってはiDeCoに加入できない場合もあるので、会社に確認する必要があります。

 

また、保安院及び保安院の運営による利益は非課税である。両方を同時に使うことはできないので、どちらかを選ばなければなりません。ただし、iDeCoと用意したばかりのNISAやNISAはどちらも使えます。

 

また、元本保証のある預貯金の割合や運用する資金の割合も、退職までの期間によって異なります。また、過去の投資経験やリスク許容度に応じた長期分散投資を行うことで、リスクを分散しながら資産を増加させることも可能です。資産に投資したことがなくても、無理のない範囲で少しずつ投資を検討してみてはどうでしょうか。

 

 

30代での投資のメリット

30年間以上の長期の投資が可能

住宅ローンを組むのが若いときが有利なのと同じように資産運用においても、若い時に始めるのが「複利効果」もあり断然有利です。長期の一括投資のほかに積立NISAやiDeCoなどを積極的に利用して、資産形成に励みましょう。資産運用は「時間」×「投資金額」により成果につながります。若いときは投資金が少なくとも時間という資産を有効に利用して資産を増やしていきましょう。

例えば100万円を5%で運用した場合、単利と複利ではどのくらい差が出るのでしょうか?

複利:100万円を金利5%(年利)で1年間運用した場合、1年後には105万円になる。増えた5万円は、元金100万円に対してついたリターンである。この増えた5万円も含めて、105万円を再び金利5%で1年間預けると、1年後には110万円となるのではなく、110.3万円となる。この3000円は、利益の5万円から生まれたリターンである。このように、利益もまた利益を生むことを「複利」といいます。

下記の図のように長い期間で検証してみると、複利の効果は非常に大きいことがわかります。単利に比べて複利は30年で182万円の差がつきました。

これに対して、利益を運用資金に組み入れない場合は「単利」となります。上記の例で、リターンの5万円を投資資金に組み入れず、100万円のみを再び5%で運用した場合、1年後には110万円となります。(100万円+1年目のリターン5万円+2年目のリターン5万円)。

単利と複利の比較チャート

 

積立投資を選択することができる

積立投資は、資産はないけど収入のある現役世代のための資産運用方法です。積立投資はリスクを下げる機能はあまりありませんが、「損して終わる可能性」を低くする効果があります。例えば日経平均がピークであったバブル崩壊のタイミングで積立投資を始めたとしても、30年投資していれば62%プラスになっています。下記の例では月1万円の投資で360万投資したところ586万円になっています。これを月3万円に変えれば1080万円が1758万円となり、老後の資金としても十分期待できる金額になります。

積極的にリスクを取りに行くことができる

30年近く運用ができれば、積極的に株式を中心としたポートフォリオを組むことも可能です。

JPモルガンアセット資料
JPモルガンアセット資料

 

30代での投資で気をつけるべきポイント

 

資産運用にのめり込まない

資産運用は基本の仕事のあくまでサブであるべきです。本業に力を入れることが何より収入アップの近道です。資産運用にのめり込みすぎると、短期的な投資に熱中してしまい。大きなマイナスになることもあり得ます。30代なら資格の取得など自己投資も十分高いリターンにつながります。

証券会社の言いなりにならない

証券会社は顧客に売買させて利益を稼ぐことが目的です。それに対して投資家の目的は資産を増やすことです。証券マンと投資家で目的が異なるのですから、証券マンの言う通りにしてはいけません。またプライベートバンカーという言葉も存在しますが、ただの販売会社であることに変わりはありません。

運用の目標をしっかり立てる

運用に回す資金は短期資金は向きません。最初に10年以上使わない資金のみを投資に回るようにしてください。結婚式用の資金や、学費などは運用期間が十分にない場合は、安定的な債券か定期預金に回すことが望ましいでしょう。一方老後の資金を定期預金に入れるようなことはやめてください。また運用期間とリターン目標を設定して、それに合ったポートフォリオを作成するようにしてください。

 

30代のための資産運用ポートフォリオ入門(金融資産1500万円まで)

 

30代保守的ポートフォリオ 4%期待ポートフォリオ

30代保守的ポートフォリオ

 

平均リターン4%をイメージして作ったポートフォリオとなります。

 

米株 AB・米国成長株投信Bコース(H無) 20.00%
欧州株 フィデリティ・欧州株・ファンド 5.00%
日本株 One 国内株オープン 3.00%
新興国株 JPM アジア・成長株・ファンド 7.00%
世界債券 ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド 45.00%
iシェアーズ ゴールドインデックス(H無) 10.00%
不動産 ダイワ 世界リート・ファンド(毎月分配型) 10.00%

 

 

 

 

30代バランス型ポートフォリオ 5%期待ポートフォリオ

 

 

 

 

30代バランス型ポートフォリオ

平均リターン5%を期待するポートフォリオとなっています。

米株 AB・米国成長株投信Bコース(H無) 32.00%
欧州株 フィデリティ・欧州株・ファンド 15.00%
日本株 DIAM 新興市場日本株ファンド 6.00%
新興国株 JPM アジア・成長株・ファンド 7.00%
世界債券 ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド 28.00%
iシェアーズ ゴールドインデックス(H無) 7.00%
不動産 ダイワ 世界リート・ファンド(毎月分配型) 5.00%

 

 

 

30代積極的ポートフォリオ 6%期待ポートフォリオ

 

 

30代積極運用ポートフォリオ

期待リターン6%を目指したポートフォリオとなっています。

米株 AB・米国成長株投信Bコース(H無) 35.00%
欧州株 フィデリティ・欧州株・ファンド 23.00%
日本株 DIAM 新興市場日本株ファンド 10.00%
新興国株 JPM アジア・成長株・ファンド 15.00%
世界債券 ピムコ ハイ・インカム毎月分配型ファンド 5.00%
iシェアーズ ゴールドインデックス(H無) 7.00%
不動産 ダイワ 世界リート・ファンド(毎月分配型) 5.00%

 

※投資は自己責任です。期待リターンは運用結果を保証するものではありません。

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>専門家が届ける本物の資産運用術

専門家が届ける本物の資産運用術

資産運用は「手間なし」「簡単」とはいきません。インデックス投資していればよいなどという、近年素人ブロガーを中心にアンチアクティブ投信の流れが続いていましたが、今後アンチインデックス投信の波も来るでしょう。これはロングオンリーの従来のインデックス運用やアクティブ運用は近年発達してきている「リスク管理」という概念が抜けている、旧世代的な考えを中心としているためです。資産運用の本質は「アクティブかパッシブか」というような小さな戦略の選択ではなく、株、債券リート、ヘッジファンドといった「資産配分」の選択とロングショート、レバレッジを含めた「大きな戦略」の選択です。このサイトでは儲かるために必要な情報を厳選してお届けします。ほかのサイトでは説明していないような株、債券、投資信託、ポートフォリオ、ヘッジファンドまでわかりやすく解説します。短期売買のようなばくちな運用手法は推奨しません。長期的に資産形成するための極意を教えます。またロボアドバイザーなどのようにマーケティング重視の中身のない運用業界の裏側も紹介していきます。

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