グローバル3倍3分法はいまだに緊急レポートを出していないみたいだね。投資家の数も多いのだし、ほかの投資信託が5%以上動いたらレポートを出す中で、少々緊張感が足りないといえるのではないだろうか?
ちょっと不安になってきました。大丈夫なんでしょうか?
まあ想定の範囲内ではあるよ。ただ危惧していた「株安」&「債券安」が発生したため非常に厳しい環境だね。過去のシミュレーションにおいてもリーマンショックごろに52.8%マイナスとなっている。

直近はピークから36.9%の下落のようですね。
まあピークで買っている人は少ないだろうからそこまでマイナスの人はほとんどいないと思うけどね。

なんでこんなことになったのでしょうか?債券をあれだけ入れているのに・・・
債券の金利の水準が低すぎて、株の動きを補完する動きができていないようだね。特に3月18日から19日は株安と債券安が同時に引き起こされてたから、グローバル3倍3分法には厳しい展開になったね。金利水準が0.7%台から1.1%台になっていたので正直私も驚きました。

金利の動きは小さく見えるのですが、実際には影響が大きいのですね。
レバレッジを使っていることが多いからね。このタイミングで解約が殺到しないといいね。これだけレバレッジをかけていると、自分で自分の首を絞めるマーケットインパクトを引き起こす可能性も高い。ただ、正直今となっては、安い株をシンプルに買ったほうがいいので、債券にレバレッジをかけているグローバル3倍3分法に投資するメリットが低くなってきてしまっている。このファンドは金利水準がもっと高い環境下で発行されていれば非常に高いリターンの可能性の高かったファンドなのでモッタイナイ。時代が悪かったとしか思えないね。
これでレバレッジファンド時代も終了でしょうか?
グローバル5.5倍バランスファンドがもう死にそうだしね。債券価格だけでなく金価格まで下がるとは。世の中はままならないね。


ところでひふみ投信が現金割合を増やしていたとか積極的に情報発信していますね
ひふみ投信は最初のファンドをスタートした直後にリーマンショック、ひふみワールドを設定した直後にコロナショック。なんか持ってるのかな。まあ直近高値からの下落は22%ほどと十分下がっているが、2000億円のキャッシュがあるといっているので今後仕込むことで早い回復が期待される…解約が大量に出なければね。

なんでそんなこと言うんですか?
ひふみ投信がブレイクしたのは2017年2月16日 放送 のカンブリア宮殿のおかげ。今の基準価格はちょうどそのころと同じなんだよね。当時投資した人はそんな損していないレベルだから売っちゃおうとなってもおかしくはない。3年たって実績ゼロなら売る人は当然いる。
でも本当は売るべきではないですよね?
当然だよ。10年投資してから評価しないと。まあ私は運用残高多すぎると思っているけれど。もっと小型銘柄に投資したほうが良いのではないだろうかと思っているよ。
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