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リスクコントロール世界資産分散ファンド

リスクコントロール世界資産分散ファンド

証券アナリストの儲極がリスクコントロール世界資産分散ファンドについて徹底解説します。

  1. リスクコントロール世界資産分散ファンドを買っていいのか知りたい
  2. リスクコントロール世界資産分散ファンドの特徴を知りたい

そんな投資家はぜひ確認してください。

リスクコントロール世界資産分散ファンドの魅力やメリットはここ

① 基準価額の変動を抑える

→投資対象資産である国内外の8資産に対して、資産価格に影響を与える「変動要因」に着目した分散投資を行うことで、特定の要因で大きく基準価額が変動するリスクを回避し、変動を抑えて運用を行うことをめざします

→資産価格に影響を与える変動要因を判定し、変動要因の偏りをなくすように資産配分比率および通貨配分比率を決定します。その後、各資産のトレンドを勘案した上で、基準価額の変動が小さくなるように最終的に基本配分比率を決定します。

→通貨配分比率の決定にあたっては、実質組入外貨建資産は投資環境に応じて弾力的に対円での為替ヘッジを行います。ただし、投資環境によっては、為替予約取引の売建を、実質組入外貨建資産の額を超えて行う場合があります。

※変動要因のことをファクターとも言い、近年はファクター投資が運用の主流になっているので覚えておきましょう。

※機動的に為替ヘッジを利かせるのは面白いですね。類似ファンドで「BAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド(毎月決算型) 愛称:ウィンドミル」というファンドがありますが、以前円高が進んだ時期は安定した成績で非常に人気があった債券ファンドとなります。ただしあの頃はもう少し金利が高いところから、金利が低下していったので後ときとは少し状況が異なると思われます。

② 相場下落時でも損失を一定までに抑えることをめざす

→基準価額が下落基調になった場合等には、現金等の比率を増やすことで基準価額の下落を一定水準までに抑えることをめざします。

 

リスクコントロール世界資産分散ファンドチャート
リスクコントロール世界資産分散ファンドチャート

 

③類似ファンドの実績は?

〇トレンドアロケーション

例えば資産を分散しながら現金の割合を上下させるファンドとしては、トレンド・アロケーションファンドなどがぱっと思い浮かぶ。

運用開始してから思ったより価格変動するなといったイメージがあります。また残念ながら、守りに入るタイミングが遅く、その後守りから攻めに切り替えるタイミングも

遅かったため、下げの影響を受けて、上昇の影響が少ないといった状況になっています。

トレンドアロケーション
トレンドアロケーション

〇ピクテ投信 クアトロ

ピクテ投信のクアトロも様々なアセット・クラス(資産)への分散投資と投資戦略を活用し、市場環境に応じて資産配分を機動的に変更することにより、「負けない運用」を目指すファンドです。

クアトロは負けない運用を目指した結果、6年で13%ほどとのリターンと、相場が良好な環境下では厳しい運用となりました。

 

クアトロチャート
クアトロチャート

リスクコントロール世界資産分散ファンドのデメリットはここ

  1. 資産のほとんどが7割近くが債券・現金で低金利下ではあまりリターンが期待できない。
  2. 資産を売却して現金の割合を増やすのは、先進的なファンドが株式の先物を空売りするのに比べると機動性に劣る
  3. 期待リターンはせいぜい2%から3%ほどか。
リスクコントロール世界資産分散ファンドポートフォリオ
リスクコントロール世界資産分散ファンドポートフォリオ

運用状況について 〈2018年5月(運用開始)~2019年10月末〉

設定から2018年10月末までは、米中貿易摩擦懸念の緩和に伴う海外金利の上昇および、その後の米長期金利急上昇に端を発したリスクオフ姿勢の高まりなどから概ね横ばいで推移したのち、下落基調に転じました。2018年11月から2019年3月末にかけては、2018年12月の米中央銀行の利上げ決定が嫌気され、リスク性資産が一時下落したものの、2019年に入り、米中通商協議の進展期待の高まりや各国中央銀行がハト派姿勢に転じてきたことなどから、リスク性資産・安定資産ともに堅調に推移し、基準価額は安定的に推移しました。その後も、上昇基調は継続しました。世界経済の減速懸念から米欧中央銀行の金融緩和観測が高まるなか、米中央銀行が7月末に利下げ決定を行ったことを背景として海外金利が低下し、当ファンドでは主に国内リートが上昇しました。2019年9月に入ると、米中通商協議の再開観測などを契機に投資家のリスク選好姿勢が強まり、リスク性資産が全般的にプラス寄与となった一方、国内・海外金利がともに上昇に転じ、安定資産がマイナス寄与しました。

 

リスクコントロール世界資産分散ファンドに関する感想

わざわざ新しく作った割には2013年ころにはやった資産配分を積極的に変動させるタクティカルアセットアロケーションファンドでしかなく、面白みに欠ける。類似ファンドとの違いをより明確にしなくては、コピーファンドとしか言えず、その場合は過去実績が豊富なほうがより顧客のニーズに合ったファンドを提案しやすくなるだろう。

例えば、守りを重視するのはわかったので、その中でも積極部分の投資先をインデックスとかでなく、もっと集中投資を可能にするなど、守りだけでなく攻め部分にも特色が欲しかった。儲かるためにやるのにマイナスにばかり目を向けていては、投資についても前向きに考えられないと思う。

2019年の成績が良かったのはアメリカの金利引き下げによる守りの部分の債券の成績が良かったためと考えられる。1月などの反発具合を見ると、やはり株式などの影響は少なく、もう少し株と債券の割合変更しなければ、積極的にアセットクラスを変えているとはいいがたい。正直現状は投資する魅力は低いと言わざるを得ない・・・。

 

まとめ

おすすめ度   ★★☆☆☆

投資タイミング ★☆☆☆☆

革新性     ★☆☆☆☆

リスクを取りたくないという方にはいいのではないだろうか。その場合クアトロなども比較検討する価値はあると思われる。

もう少し積極運用が良いならトレンドアロケーションも良い選択肢だ。このファンドも為替は円ヘッジしているので円高にも対応できるだろう。

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資産運用は「手間なし」「簡単」とはいきません。インデックス投資していればよいなどという、近年素人ブロガーを中心にアンチアクティブ投信の流れが続いていましたが、今後アンチインデックス投信の波も来るでしょう。これはロングオンリーの従来のインデックス運用やアクティブ運用は近年発達してきている「リスク管理」という概念が抜けている、旧世代的な考えを中心としているためです。資産運用の本質は「アクティブかパッシブか」というような小さな戦略の選択ではなく、株、債券リート、ヘッジファンドといった「資産配分」の選択とロングショート、レバレッジを含めた「大きな戦略」の選択です。このサイトでは儲かるために必要な情報を厳選してお届けします。ほかのサイトでは説明していないような株、債券、投資信託、ポートフォリオ、ヘッジファンドまでわかりやすく解説します。短期売買のようなばくちな運用手法は推奨しません。長期的に資産形成するための極意を教えます。またロボアドバイザーなどのようにマーケティング重視の中身のない運用業界の裏側も紹介していきます。

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