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アクティビスト合同会社M&Sの不可解な動きとは

合同会社M&Sは一時期まで高いリターンで口コミ上位に乗っていた自称ヘッジファンド系の合同会社です。当時はアクティビストを名乗っていました。「オススメヘッジファンドランキング」でも上位によく存在してましたね。

M&S2

当時の公にしていた実績は下記のとおりです。

◆合同会社M&Sの自称実績

2016年4月~6月:+13.60%
2016年7月~9月:+21.30%
2016年10月~12月:+10.36%
2016年年間利回り:+45.26%

2017年1月~3月:+6.30%
2017年4月~6月:+3.51%
2017年7月~9月:+9.91%
2017年10月~12月:+7.34%
2017年年間利回り:+27.06%

2018年1月~2月:+1.57%

この後実績の開示が消えていきました。

ちなみにこの実績ですが当初資産に対するリターン(単利というのか?)という謎な情報開示だったように思います。

例えば

2016年45.26%プラス

2017年27.06%プラスの場合

100×1.4526×1.2706である184.56をイメージしますが、

このファンドの場合、100+45.26+27.06=172.32という謎の成績表のように読め、不思議に思った記憶があります。もしかしたらキャロライナと間違えている可能性もありますが・・・。

合同会社M&Sの画期的な点

合同会社M&Sは一つ画期的なことを行い増した。大量保有報告書を提出したのです。

ただし投資金額は1億ほどの会社が多く、そんなに資金が集まっていなかったようですが。

ただし「特定株」または「固定株」の多い、新興市場株に投資していたため、アクティビストの活動の成果が出るのか謎でした。そして何度も株主提案をしていたようですが、結果として、株主提案が通ったことは0回でした。

やはりアクティビスト活動は浮動株が多く、オーナーの株式保有率が低い企業でないと難しいようです。

合同会社M&Sの失敗

大量保有報告書は投資家の信頼を得るには非常に良い手段だったと思います。少なくとも運用しているという実態を感じ取れました。しかし反対に透明性を高めたため、2018年の相場下落以降、持ち株価格が下落し実績を開示できなくなってしまいました。

ほかにも合同会社系の自称アクティビストはいるようですが、大量保有報告書が出ていない、出ていてもかなり投資金額が少ない合同会社が多く、信頼に値しません。またアクティビストは公に提案して、少数株主の賛成票を得るように行動しますが、そうしたアクティビストの活動を公表しない自称ヘッジファンドは何をしているのか謎ですね。

 

合同会社系で大量保有報告書を出しているR-1合同会社などはM&Sのように社員券の自己募集をしていない、特定の親会社が出資するクローズドな投資会社が多いようです。

 

合同会社M&Sの不可解な動き

合同会社M&Sは昨年ぐらいから不可解な動きをしています。

一度合同会社M&S Internationalという会社をかませた後に、最終的にUnearth International Limitedに譲渡しているようです。

一部その後一部の銘柄は全部処分したものもあるようです。しかしなぜこのようなマネーロンダリングともとられかねないことをしたのでしょうか?サイト上に説明もなく外部から見ると不安になりますね。

横浜丸魚株式会社 保有
日本アンテナ株式会社 保有
株式会社 赤阪鐵工所 保有
株式会社三東工業社 売却
株式会社 赤阪鐵工所 売却

 

三東工業株の動き 2016年12月14日 2019年8月8日 2019年11月11日 2020年2月18日
合同会社M&S 大量保有報告書提出 変更報告書(短期大量譲渡)
合同会社M&S International 大量保有報告書提出 変更報告書(短期大量譲渡)
Unearth International Limited 大量保有報告書 変更報告書(短期大量譲渡)

 

横浜丸魚株式会社 2018年4月19日 2019年8月8日 2019年11月11日
合同会社M&S 大量保有報告書提出 変更報告書(短期大量譲渡)
合同会社M&S International 大量保有報告書提出 変更報告書(短期大量譲渡)
Unearth International Limited 大量保有報告書

合同会社M&Sは現在仲間割れ中?

未確定事項ですが、どうも合同会社M&Sはファンドマネージャーとほかの社員が仲間割れしたようです。良くはわかりませんが、運用においてよくない環境になっているようです。まあ当初の合同会社M&Sはすでに持ち株を譲渡してしまっているようですので、残された投資家はどうなっているのか心配ですね。

合同会社M&Sをお勧めしているランキングサイトは?

基本的に合同会社M&Sが説明した内容をそのまま書いただけのランキングサイトでした。今は積極的にお勧めしているサイトは減っているようですね。

ヘッジファンドランキング.net

退職金運用.com

ヘッジファンドにおけるおすすめ会社ランキングで第2位

 

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資産運用は「手間なし」「簡単」とはいきません。インデックス投資していればよいなどという、近年素人ブロガーを中心にアンチアクティブ投信の流れが続いていましたが、今後アンチインデックス投信の波も来るでしょう。これはロングオンリーの従来のインデックス運用やアクティブ運用は近年発達してきている「リスク管理」という概念が抜けている、旧世代的な考えを中心としているためです。資産運用の本質は「アクティブかパッシブか」というような小さな戦略の選択ではなく、株、債券リート、ヘッジファンドといった「資産配分」の選択とロングショート、レバレッジを含めた「大きな戦略」の選択です。このサイトでは儲かるために必要な情報を厳選してお届けします。ほかのサイトでは説明していないような株、債券、投資信託、ポートフォリオ、ヘッジファンドまでわかりやすく解説します。短期売買のようなばくちな運用手法は推奨しません。長期的に資産形成するための極意を教えます。またロボアドバイザーなどのようにマーケティング重視の中身のない運用業界の裏側も紹介していきます。

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